大切な人の幸せを願って贈る
マザーオブパールスプーン。
真珠の母と呼ばれるマザーオブパールは、海の生命力をたたえていることから子宝や繁栄の象徴とされ、古くから子育てや安産のお守りとして親しまれてきました。
また西洋には昔から「銀のスプーンをくわえてきた赤ちゃんは幸せになれる」という言い伝えがあります。それはまだ銀食器が貴重だった頃のこと。上流階級の間でしか使われない高価な銀のスプーンで食事をするような家に生まれた赤ちゃんは一生、食べ物に困らないと考えられていました。
優しいミルキーホワイトと虹のような煌めきが魅力のマザーオブパール。そして赤ちゃんの明るい未来を願うシルバー。幸福の足し算から生まれた美しいスプーンは、大切な人への贈り物にふさわしいアイテム。幸せを願う気持ちを伝える、新しいプレゼントのカタチです。
マザーオブパールスプーンは
キャビア専用のスプーン。
マザーオブパールスプーンは、キャビア専用のスプーンです。長い年月をかけて育てられたチョウザメからとれる貴重なキャビア。普段使われる金属製のスプーンでは、その美味しさを余すところなく味わうことができません。スプーンから金属のイオンが移り、匂いがついてしまうため、キャビアの風味が台無しになってしまうのです。しかし貝殻から作ったマザーオブパールスプーンなら、キャビアの繊細な風味を損なうことなく、美味しく味わっていただけます。しかも極限まで薄く仕上げたスプーン先が、最後の一粒まできれいにすくい上げてくれます。
職人の手によって削り出された貝殻は、ひとつひとつ表情が異なるのも魅力。世界にひとつだけのスプーンをお楽しみください。
様々なギフトシーンを彩る
マザーオブパールスプーン。
キャビアを美味しくいただくためのマザーオブパールスプーンは、食卓を華やかに演出するだけではなく、贈り物としてもおすすめです。
大切な人の人生の節目に、世界にひとつだけのマザーオブパールスプーンを贈りませんか。
|出産祝いとして
「銀のスプーンをくわえてきた赤ちゃんは幸せになれる」という西洋の言い伝えから、出産の贈り物として最適です。お食い初め用としても喜ばれています。
|我が子の誕生記念として
待ちに待った赤ちゃんの誕生は、人生の最も大きな喜び。我が子への初めての贈り物として、マザーオブパールスプーンはおすすめです。成人のお祝いに、大切に仕舞っておいた誕生の記念の品をプレゼントする、という演出はいかがでしょうか。
|結婚祝いとして
マザーオブパールのパワーは持ち主の母性を引き出し、親子愛、家族愛を高めるといわれています。家族の絆を大切に育んでくれるマザーオブパールスプーンは2人の門出を祝うのにぴったり。結婚記念日に美味しいキャビアを楽しむのも素敵です。
|成人祝い・就職祝いとして
シルバーには、古くから魔除けの力が宿っていると考えられています。人生の節目に、大切な人の未来を守ってくれるお守りとして贈りたいアイテムです。
マザーオブパールスプーンは
ある夫婦の絆から生まれました。
樋口真珠は九州製核株式会社が手掛ける真珠専門のアクセサリーショップです。九州製核株式会社は真珠核の製造や加工を行う会社として、昭和44年、長崎県佐世保市で創業しました。
マザーオブパールスプーンは、二代目・樋口智典のある想いからスタートしました。真珠核の材料となる淡水貝は、これまで真珠核を作る分厚い部分以外は破棄されていました。この破棄される部分で何か新しいものを生み出せないか…ある日、二代目はそう考えました。淡水貝を削ってみると、乳白色と虹色の煌めきが美しく、とても魅力的な素材だと思ったからです。インテリアか?アクセサリーか?…果たしてお客様に一番喜ばれるものは何だろうか? そう模索する中、不幸は突然やってきました。2019年冬、病に倒れた二代目は58歳で、静かにこの世を去ってしまったのです。
彼の遺志を継いだのは、長年連れ添った妻であり、三代目として会社を引き継いだ樋口栄子でした。きっかけは偶然見ていたテレビ。香川県の旧校舎を活用してチョウザメを養殖し、キャビアの加工にチャレンジしている人がいることを知った彼女は、同時にキャビア用のスプーンにはシェルが適していることを知ります。「これだ!」という直感のもと、破棄されるはずの素材でスプーンを試作。腕利きの職人たちと試行錯誤を繰り返しながら、薄く口当たりなめらかなスプーンを追究しました。また柄の部分は、シルバーアクセサリー作家とイメージを膨らませ、これまでにない上質なスプーンを完成させました。
夫から妻へと託されたバトンは、こうしてカタチとなったのです。マザーオブパールスプーンは、まさに夫婦の愛から生まれた奇跡のスプーン。そこには、大切な人へ贈りたいストーリーがあります。
職人技とシルバーアクセサリー作家の
コラボレーション
虹色の煌めきと優しい乳白色のスプーンは、真珠核を製造する匠の技術によって作られています。(※特許出願中)なめらかな口当たりと極限まで薄く仕上げたスプーン先はもちろん、貝柱のあったくぼみの位置をスプーンのくぼみ部分と重ねることで絶妙なカーブを描くなど、随所にこだわりました。
柄部分のデザインは福岡在住のシルバーアクセサリー作家・Fonteskeyの末野美由紀(Miyuki Sueno)氏によるもの。小さな真珠をあしらった華奢な女性らしい流線型のデザインと、海面の動きをモチーフに、水中で動き回るサメのヒレをイメージした透かし模様を入れたデザインの2種類をご用意いたしました。
天然の淡水貝を一つひとつ丁寧に手作業で削る職人技とシルバーアクセサリー作家のコラボから生まれる唯一無二のスプーン。優美で華やかな佇まいをご堪能ください。
真珠核の材料となる淡水貝は、これまで真珠核を作る分厚い部分以外は破棄されていました。その破棄される部分を利用して作ったマザーオブパールスプーンは、SDGs「海洋資源を持続可能な形で利用」を実現する、サスティナブルなスプーンです。